堀の内貝塚、小塚山、じゅん菜池  鳥だより


日本野鳥の会 会員 村岡幸生


この度、小塚山およびその周辺に生息する鳥たちの情報をお知らせすることとなりました。その前に、まずはその環境が他の場所とは異なった特別なところであることをご理解いただきたく思います。
市川市の北西部には緑地帯がいくつか連なっています。堀の内貝塚公園、小塚山公園、保存緑地、じゅん菜池緑地、国府台の雑木林、そして里見公園です。里見公園はさらに南北に走る真間山を起点とし、上矢切に至る斜面林と接続しています。それぞれの緑地帯や、斜面林は単一の樹種によるものでなく、針葉樹、落葉樹、常緑樹などの種々の樹木からなり、おまけに、それぞれに特色があります。全体として、その樹性の多さには驚くばかりです。それ等が、corridor(回廊)となり、全体として、豊かで大きな一つの生息環境を創り出しています。
お知らせする、鳥だよりの範囲は堀の内貝塚公園、小塚山公園、保存緑地、じゅん菜池とします。特にこの範囲は、春秋の渡り鳥や、越冬する鳥たちが数多く見られ、市街地としては、類を見ない良好な場所です。
それが今計画されている東京外環道路により、破壊され、切り裂かれようとしています。そこに生息する鳥たちを通して、広く皆様にこのすばらしい環境を知ってもらい、そしてそこに生息する生きもの達を楽しみながら、共に、この環境を破壊から守って頂きたいと思います。

2008年1月〜

日時 6月14日(日)10:10〜11:33
天候
確認された鳥

カルガモ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 

計14種

コメント どこもすっかり静かになってしまいましたが、シジュウカラはあちこちで囀っておりました。じゅん菜池に隣接する林でウグイスが盛んに囀っており、林内をあちこち移動しておりました。じゅん菜池ではウシガエルの声がしてすっかり夏になりました。

日時 5月23日(金)10:24〜11:37
天候
確認された鳥 ヒドリガモ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計12種
コメント 18日(日)には小塚山でホトトギスが啼いていましたが、今は夏鳥の渡りも通過し、どこもすっかり静かになっていました。ただ堀の内貝塚でハシブトガラスが騒いでいました。メジロがどこでもよく囀っていました。じゅん菜池にはヒドリガモのオスがまだ1羽残っていましたが、外見上は特に飛べない様子は見当たりませんでしたが、どうしてでしょうか。

日時 5月6日(火)9:52〜12:18
天候
確認された鳥 カルガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、キビタキ、コルリ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計16種 番外コジュケイ(声)
コメント よく晴れて、又連休中は小塚山のトンネル工事もなく、好条件なので、期待していきましたが、その期待通り、小塚山でキビタキとコルリの囀りを聞きました。遠く、コジュケイの声もありました。じゅん菜池にはキンクロハジロが4羽、ヒドリガモが2羽まだ残っていました。

日時 4月29日(火)8:40〜12:00
天候 うすぐもり 後晴
確認された鳥 カワウ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、アカハラ、ツグミ、センダイムシクイ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計20種
コメント 堀の内貝塚のクヌギの林で山に帰る前のアカハラが2羽、よく通る声で囀りを交わしておりました。1羽の姿も見られました。小塚山では南の国からやってきたセンダイムシクイが囀っておりました。残念ながらキビタキやオオルリの声はありませんでした。じゅん菜池ではカモはすっかり少なくなりキンクロハジロ他がわずかに残っておりました。

日時 4月20日(日)9:46〜11:45
天候 くもり 北よりの風 やや強
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計22種
コメント あいにく、くもりの上 風も強く、条件が悪かったのですが、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、の囀り、オナガの群に会いました。じゅん菜池のカモは総数343羽に減っていました。ヒドリガモは296羽でした。トモエガモはオス、メスともにまだおりました。

日時 4月12日(土)9:25〜11:25
天候
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、エナガ、ツグミ、ヤマガラ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計20種
コメント メジロとシジュウカラがよく囀っていました。しかしウグイスはササ鳴きが1羽のみでした。じゅん菜池のカモは総数843羽でヒドリガモが798羽とまだ数多くいました。トモエガモはオスメスともにまだいました。

日時 4月6日(日)9:35〜11:40
天候 晴れ 風なし
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計20種
コメント 桜もだいぶ散り、初夏を思わせる陽気の中、メジロやシジュウカラの囀りがよく聞かれました。しかしシロハラはまだ2固体おりました。じゅん菜池のカモは993羽でそのうちヒドリガモは921羽と急増しておりました。キンクロハジロは42羽で2番目でした。トモエガモはオスメスともにまだおりました。

日時 3月29日(土)10:03〜11:30
天候 晴れ 時々 うすぐもり
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計19種
コメント 桜も咲き、正に春でした。ウグイスの囀りも聞かれました。タチツボスミレが咲いておりました。しかし鳥は大分少なくなりました。じゅん菜池のカモは総数534羽、そのうちヒドリガモは451羽、キンクロハジロは45羽、ハシビロガモが21羽、オナガガモは4羽のみでした。トモエガモはオスメスともにまだおりました。

日時 3月23日(日)10:00〜12:00
天候
確認された鳥 カワウ、カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計22種
コメント 今日もぽかぽか陽気、シジュウカラ、メジロ、ウグイスの囀りがよく聞かれました。繁殖期に入り鳥は少なくなりました。しかしカワラヒワは相変わらず多く、40羽の群がいました。じゅん菜池のカモはヒドリガモが急増し740羽もいました。オナガガモは少なく8羽のみ。総数は831羽となっていました。トモエガモはオスメス各1羽がまだおりました。

日時 3月18日(火)9:43〜11:42
天候
確認された鳥 カワウ、カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス計28種
コメント この数日は4月を思わせるあたたかさが続いております。シメが急に少なくなりました。カワラヒワも少なくなりました。じゅん菜池のカモは総数471羽でヒドリガモは364羽と少し増えました。オナガガモは27羽のみと減りました。渡りが始まっているのでしょう。トモエガモはオスとメスが2羽がまだおりました。

日時 3月8日(土)10:27〜12:32
天候
確認された鳥 カワウ、カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス計23種
コメント よく晴れてあたたかく条件はよかったのですが、鳥はあまり出ませんでした。じゅん菜池のカモは総数502羽、ヒドリガモは295羽と変化なく、トモエガモもまだオスメス共にいました。

日時 3月2日(日)9:26〜11:31
天候 うすぐもり
確認された鳥 カワウ、カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計25種
コメント 堀の内貝塚でウグイスが囀っておりました。まだ小声で少したどたどしい所がまた早春の声です。じゅん菜池のカモは総数466羽で、ヒドリガモは281羽とやはり一番です。トモエガモはまだオスメス共にいました。

日時 2月25日(月)9:30〜12:10
天候 晴 北風やや強
確認された鳥 カワウ、トモエガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、オナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、エナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計31種
コメント 昨日一日中吹き荒れた北風はまだ多少残っており、樹冠を大きくはないが揺らしていました。鳥はわりと多く、キクイタダキも2羽、また、今冬は少ないヤマガラも声だけですが、聞こえました。じゅん菜池のカモは総数458羽で、そのうちヒドリガモが255羽と一番多くいました。トモエガモはオスメスともに各1羽まだおりました。

日時 2月17日(日)8:39〜12:43
天候 晴 時々北風多少あり
確認された鳥 カワウ、カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、キクイタダキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計28種
コメント 今冬はカワラヒワが特に多いようです。20〜30羽の群があちこちで見られました。じゅん菜池のカモは総数596羽でヒドリガモが290羽と一番多くいました。トモエガモはオスとメスが並んで噴水の台にいました。今日は北国分概観対策協議会の探鳥会が小塚山からじゅん菜池まで行われましたが、皆十分に楽しんだようです。

日時 2月8日(金)9:25〜12:00
天候 晴 北風少しあり
確認された鳥 カワウ、カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、キクイタダキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、アオジ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計29種
コメント 今日は、エナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラの混群が多くどこでも見られました。じゅん菜池の近くでは、その中にキクイタダキが1羽混じっておりました。じゅん菜池のカモは総数777羽と少し増えました。ヒドリガモが505羽と一番多く、オナガガモが217羽でした。トモエガモはオスメスともに各一羽ずつまだおりました。

日時 2月2日(土)10:10〜12:20
天候 うすぐもり 時々 北風あり
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計22種
コメント 全体に鳥が少ない割りにカワラヒワだけはどこでも群れておりました。じゅん菜池のカモは総数474羽、そのうちヒドリガモが207羽、オナガガモが206羽。トモエガモのオスはもういなくなったようです。メスが1羽まだいましたが落ち着きなく首を伸ばして何か遠くを探しているように見えました。

日時 1月27日(日)8:53〜11:30
天候 晴 北風ややあり
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計30種
コメント この冬はカワラヒワとシメが多くどこでも見られました。また、キクイタダキも1羽でしたが、メジロとエナガの群に混じっていました。じゅん菜池のカモは総数427羽で、ヒドリガモが196羽、オナガガモが162羽と、どんどん少なくなって来ています。トモエガモのオスは見当たりませんでした。メス1羽はいましたが落ち着きなく、池から遊歩道へ行ったり来たりしておりました。

日時 1月20日(日)9:23〜11:51
天候 晴れ 時々うすぐもり 風なし
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計29種
コメント この冬はシメ、カワラヒワ、キクイタダキがよく見られます。じゅん菜池のカモは総数575羽と例年同期の約半数と少なくなっています。そのなかでオナガガモは308羽でヒドリガモの204羽を追い越しました。この逆転は例年通りです。トモエガモはオスメスともに各1羽まだおります。

日時 1月15日(火)9:47〜12:25
天候 晴れ
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、オナガ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計26種
コメント じゅん菜池のカモは総数581羽と少なくなり、ヒドリガモ264羽、オナガガモ263羽とほぼ同数。トモエガモのオス1羽はまだいて、ますます、きれいになってきました。またトモエガモのメス1羽もまだいます。

日時 1月5日(土)11:03〜13:12
天候 晴れ 時々うすぐもり
確認された鳥 カルガモ、トモエガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、 計23種
コメント カワラヒワが特に多く、5羽〜15羽ほどの群が、あちこちで見られました。それに比べ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラの群が少なかったようです。じゅん菜池のカモは総数630羽と減少しております。ヒドリガモは302羽でやはり一番多くいました。トモエガモはメスが1羽いました。