堀の内貝塚、小塚山、じゅん菜池 鳥だより
日本野鳥の会 会員 村岡幸生
この度、小塚山およびその周辺に生息する鳥たちの情報をお知らせすることとなりました。その前に、まずはその環境が他の場所とは異なった特別なところであることをご理解いただきたく思います。
市川市の北西部には緑地帯がいくつか連なっています。堀の内貝塚公園、小塚山公園、保存緑地、じゅん菜池緑地、国府台の雑木林、そして里見公園です。里見公園はさらに南北に走る真間山を起点とし、上矢切に至る斜面林と接続しています。それぞれの緑地帯や、斜面林は単一の樹種によるものでなく、針葉樹、落葉樹、常緑樹などの種々の樹木からなり、おまけに、それぞれに特色があります。全体として、その樹性の多さには驚くばかりです。それ等が、corridor(回廊)となり、全体として、豊かで大きな一つの生息環境を創り出しています。
お知らせする、鳥だよりの範囲は堀の内貝塚公園、小塚山公園、保存緑地、じゅん菜池とします。特にこの範囲は、春秋の渡り鳥や、越冬する鳥たちが数多く見られ、市街地としては、類を見ない良好な場所です。
それが今計画されている東京外環道路により、破壊され、切り裂かれようとしています。そこに生息する鳥たちを通して、広く皆様にこのすばらしい環境を知ってもらい、そしてそこに生息する生きもの達を楽しみながら、共に、この環境を破壊から守って頂きたいと思います。2003年1月〜
| 日時 | 1月19日(日)9:30〜12:15 |
| 天候 | くもり一時小雨 |
| 確認された鳥 | カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス |
| コメント | 本日は北国分外環対策協議会主催のバードウォッチングの集いが小塚山からじゅん菜池までのコースで行われましたが、その直前に堀之内貝塚をウォッチングした使用を追加したものです。 本日はくもりで寒く、一時小雨が降るあいにくの空模様でした。しかしじゅん菜池ではカワセミ(メス)が水辺近くの枝に止まり、じっくり観察できました。又ルリビタキ(メス)も現れ、皆、満足しました。メジロ、カワラヒワは群れをつくりいたるところで見られました。又、コゲラがごく近くで見られ、そのかわいらしい動作に皆大喜びでした。 |
| 日時 | 1月8日(水)11:35〜13:08 |
| 天候 | 晴 |
| 確認された鳥 | カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、オナガ、ハシブトガラス |
| コメント | カワラヒワが、堀之内貝塚でも小塚山でも沢山見られました。30羽前後のむれをつくり、地上に降りてエサをとったり、樹上に止まったりとても活発でした。 今年はシロハラやアカハラが少ないようです。期待のトラツグミも現れませんでした。2度ほど大形ツグミの声を聞きましたが、姿を確認することはできませんでした。 じゅん菜池では北側の池がなにやら工事中のためか、カモはほとんどおりませんでした。その分が南側の池に移ったのかと思いましたがそうでもないようです。全体で500羽ほどでいつもより200羽くらい少ないようです。 |