堀の内貝塚、小塚山、じゅん菜池  鳥だより


日本野鳥の会 会員 村岡幸生


この度、小塚山およびその周辺に生息する鳥たちの情報をお知らせすることとなりました。その前に、まずはその環境が他の場所とは異なった特別なところであることをご理解いただきたく思います。
市川市の北西部には緑地帯がいくつか連なっています。堀の内貝塚公園、小塚山公園、保存緑地、じゅん菜池緑地、国府台の雑木林、そして里見公園です。里見公園はさらに南北に走る真間山を起点とし、上矢切に至る斜面林と接続しています。それぞれの緑地帯や、斜面林は単一の樹種によるものでなく、針葉樹、落葉樹、常緑樹などの種々の樹木からなり、おまけに、それぞれに特色があります。全体として、その樹性の多さには驚くばかりです。それ等が、corridor(回廊)となり、全体として、豊かで大きな一つの生息環境を創り出しています。
お知らせする、鳥だよりの範囲は堀の内貝塚公園、小塚山公園、保存緑地、じゅん菜池とします。特にこの範囲は、春秋の渡り鳥や、越冬する鳥たちが数多く見られ、市街地としては、類を見ない良好な場所です。
それが今計画されている東京外環道路により、破壊され、切り裂かれようとしています。そこに生息する鳥たちを通して、広く皆様にこのすばらしい環境を知ってもらい、そしてそこに生息する生きもの達を楽しみながら、共に、この環境を破壊から守って頂きたいと思います。

日時 1999年12月25日(土)10:16〜12:25
天候 晴、時々薄日
確認された鳥 カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 小塚山の北斜面の赤松にコガラが2羽いました。小塚山でコガラを見たのは初めてです。やはり冬鳥が少なく、ルリビタキ、イカル、アカゲラ、アオゲラ、キクイタダキ、アカハラ等、日本の小高い山にいて、冬に里の林に降りてくる鳥たちが見られません。これも12月始めがまだ暖かだったためかもしれません。

日時 1999年12月18日(土)10:15〜12:08
天候 曇り時々うす日、時々きたの風
確認された鳥 カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラスカワウ、
コメント このところ寒い日が続きますが、冬鳥はまだ少ないようです。いつもならいたる所で見られるアオジ、シロハラ、アカハラ、ツグミがポツポツで、アカゲラ、アオゲラはこのところ見ていません。本格的な冬鳥は年明けからと思います。

日時 1999年12月11日(土)9:35〜11:45
天候
確認された鳥 カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 今年はシロハラ、アカハラ、ツグミが少なく、ルリビタキはきていません。暖かい聖かもしれません。シメはかなりきています。ウグイスは6〜7個体が盛んにジャッジャッと茂みの中で鳴いており、時々、姿を現しました。

日時 1999年12月1日(水)9:00〜11:20
天候 晴 にち うす曇
確認された鳥 カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 堀の内貝塚のエノキにシメが4〜5羽群れていました。シロハラやツグミの仲間はポツポツ見られました。又、茂みにかくれていたアオジもだいぶ姿を見せるようになりました。

日時 1999年11月13日(土)10:8〜12:07
天候 晴れ やや風あり
確認された鳥 アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 今年はエゴノ木の実が良く成ったせいか、それを食べるヤマガラが多く見られます。アオサギが2羽じゅん菜池の松の木におりました。ウグイスが数ヶ所で地鳴き(ささ鳴)をしておりました。姿も見ることができました。

日時 1999年11月6日(土)10:23〜13:15
天候 晴れ時々うすくもり
確認された鳥 カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 堀の内貝塚でシロハラとツグミが地上におりていましたが、人の気配ですぐに逃げてしまいました、じゅん菜池のユリカモメも10羽ほどの群れになりました。

日時 1999年10月29日(金)9:25〜11:50
天候 晴れ
確認された鳥 カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、アカハラ、マミチャジナイ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント アカハラは堀の内貝塚で、マミチャジナイは小塚山で見られました。ジョウビタキは小塚山の下の電線にいてメスでした。じゅん采池のカモは合計およそ490羽でした。

日時 1999年10月22日(金)10:22〜12:40
天候 くもり
確認された鳥 カワウ、コサギ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント アカゲラはオスで、小塚山で見られました。昨年より1ヶ月ほど遅い出現です。又、今年の秋はヤマガラが多く見られますが、エゴノ木の実が多く成ったからかも知れません。じゅん菜池のカモも、5種になり200羽を超えました。

日時 1999年10月16日(土)10:57〜14:12
天候 くもり
確認された鳥 カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キジバト、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、キビタキ、エゾビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 小塚山ではキビタキのオスとメスが、またエゾビタキが見られました。10月13日には、やはり小塚山でオオルリの幼鳥オスが見られました。じゅん菜池では久々にセグロセキレイが2羽いました。ハシビロガモ68羽、オナガガモ12羽、ヒドリガモ32羽に増えました。

日時 1999年10月10日(日)
コメント 小塚山にてキビタキのメス、コサメヒタキ各1羽、また、カケスの声が聞こえました。
堀の内2丁目ではチョウゲンボウ1羽、キジのメス1羽が見られました。

日時 1999年10月9日(土)9:19〜11:33 エクリプス
・ECLIPSEとは太陽や月の光の暗くなること。
・カモの仲間は繁殖が終わって次のつがい形成の時までの8〜10月にはオスは雌と同じような地味な色になります。これをエクリプス羽と言います。体の色は雌と全く同じで区別が難しいのですが、嘴や翼のパターンは生殖羽と同じなので、これを見て雄と雌の区別をしたり、カモの種類を見分けます。このとき足の色も識別点になります。
天候 晴れ
確認された鳥 カワウ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キジバト、コゲラ、モズ、キビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 小塚山のミズキの木にキビタキのメスが1羽いました。お知らせはしませんでしたが、5日の日にはキビタキのオスもいました。
じゅん菜池にはヒドリガモが入りました。ハシビロガモ、オナガガモ、ヒドリガモは今エクリプスでどれも同じように見えますが、よく見ると嘴や足の色で区別できます。これがまた面白いところです。

日時 1999年10月2日(土)
天候 曇のち晴れ
確認された鳥 カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、エゾビタキ、コサメビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 小塚山では黒く熟した実をつけたミズキにエゾビタキとコサメビタキがおりました。じゅん菜池のハシビロガモは40羽に増えており、オナガガモも1羽入っておりました。

日時 1999年9月17日(金)13:50〜15:30
天候 霧雨 時々 くもり
確認された鳥 カルガモ、ハシビロガモ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント じゅん菜池にハシビロガモが5羽やってきました。小塚山ではヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、コゲラの混群総勢約20羽、ニーニー、ジュクジュク、キュルキュル、ギーギーととても賑やかでした。

日時 1999年9月11日(土)11:14〜12:38
天候 晴れ時々曇り、風やや強
確認された鳥 カルガモ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、ヤマガラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、
コメント 相変わらず鳥影は少ないですが、じゅん菜池斜面林でヤマガラ、コゲラ、シジュウカラ、メジロの混群がいました。小さな群れでそれぞれ1羽ずつしか見られませんでしたが、ヤマガラが混じっており、いよいよ鳥たちにも変化が見えてきました。

日時 1999年9月3日(金)11:23〜12:33
天候 くもり一時小雨
確認された鳥 カルガモ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント 相変わらず、鳥影はすくなく、ただホウシゼミの声でいっぱいでした。しかし、小塚山で、コゲラ、シジュウカラ、メジロの混群が見られました。また、同じく小塚山の草原でムクドリがおよそ70羽程むれておりました。 

日時 1999年8月27日(金)11:50〜12:58
確認された鳥 スズメ、ヒヨドリ、キジバト、カルガモ、ハシブトガラス、
コメント 朝のうち小雨、やっと止んだので、いってみました。鳥影は全くといってよい程、ありませんでした。じゅん菜池のカルガモも1羽だけでした。


日時 1999年8月21日(土)9:50〜11:10
確認された鳥 シsジュウカラ、メジロ、コゲラ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、ツバメ、カワウ、ハシブトガラス
コメント 今は、特に取りの少ないときです。それでもシジュウカラのヒナは、親と変わらないほど成長しました。あれほどいたスズメも今はあ慣れた草地で群れを作っており、このあたりではめっきり少なくなりました。林の中はミンミンゼミ、ツクツクボウシの天国です。午後になるとヒグラシが一斉に鳴きだします。クロアゲハやアオスジアゲハが樹幹をゆっくり飛んでいました。