こまち「私は名探偵こまち。いままで私に解決できなかった事件はないわ。なぜならいままで一度も事件に遭遇したことがないから」

のぞみ「キャー」

こまち「あっ悲鳴!!勇気をだして初めての通報よ!!」

こまち「どうしたの、のぞみさん」

のぞみ「みんなで食べようと思ってたセレブ堂のケーキがなくなっちゃったの」

こまち「ええ?つまんないわそんな事件。たとえばのぞみが撲殺されたとか、のぞみが刺殺されたとか、のぞみが扼殺されたとか、そういう面白い事件はないの?」

のぞみ「ないよそんなの!!それよりケーキを食べたのは誰か見つけてよ、名探偵こまちさん」

こまち「ええー、めんどくさいしー。やっぱ私、殺人とかクリエイティブな事件が似合うと思うんだー」

のぞみ「わけのわからないこと言ってないでさっさと解決してよ!」

こまち「じゃあのぞみが犯人で」

のぞみ「早っ・・・ってそんな誤解だよ!!てゆうかどうして!?」

こまち「しかたないわね」

ズキューン、ズキューン!!

うらら「どうしたんですか、いまの音は!!」

りん「の、のぞみ!!」

こまち「うう・・・っのぞみさん・・・自分一人でセレブ堂のケーキを食べた罪の重さに耐えかねて自殺を・・・」

かれん「なんてこと・・・」

りん「のぞみ・・・」

うらら「のぞみさん、どうして一言言ってくれなかったの・・・」

こまち「モグモグやっぱりセレブ堂のケーキはおいしいわね」

こまち「私は名探偵こまち。きょうも犯人を自殺に追い込んで事件を解決するわ!!」

「キャー!!」

こまち「さっそく事件ね!!みんなそこを動かないで!!名探偵こまちが来たからにはもうかいけ・・・!!」

 

真紅「なに、貴方」

のぞみ「うわー。名探偵真紅だー!!」

かれん「名探偵真紅が来たからには、この事件も解決ね」

こまち「ちょっとかれんまで!!あなた、名探偵はこの私よ!!」

真紅「私と推理で勝負するつもり?」

こまち「もちろんよ!!どっちが本物の探偵か、ここで証明しましょう!!」

りん「どう見てもこまちさんの衣装の方がパチもんっぽいよね・・・」

うらら「シッ」

真紅「ではまずみんなのアリバイから聞かせてもらおうかしら。いいわね、こまちさん」

こまち「そうね。きっと犯人の言うアリバイには矛盾があるはずよ」

真紅「ではまずこまちさん。あなた、どうして今日は探偵の格好をしているの?」

こまち「そ・・・それは、名探偵の衣装をいつか来てみたいと思って持ち歩いていたからよ」

真紅「かれんさん、それは本当ですか?」

かれん「い、いえ。初耳だわ」

のぞみ「こまちさん・・・」

こまち「ち・・・ちょっと、それでどうして私が犯人なのよ!!」

「ニュース速報です。先ほど、セレブ洋服店から、何者かによって名探偵の衣装が盗まれました。防犯カメラの映像から、犯人はサンクルミエール学園に通うAさんと判明し、警察は逮捕状を取って逮捕に向かっています」

こまち「・・・・」

ピーポーピーポー

真紅「後味の悪い事件だったわ」