
変化するものは面白い、SN2011fe
時々彗星以外のものを撮影することがあります。
所有の冷却CCDがST9なので観賞用の美しい画像を得ることは無理ですが、高感度と
速写性でかなりの暗い光度の天体も写し撮ることが可能です。
この8月から9月にかけてはM101に出現した SUPERNOVA 2011fe を機会あるたび撮影してみました。
折角明るい超新星なのだからと、ただ撮影するだけでなく標準測光用のJohnson-Cousins フィルターを使用しての
多色測光もしてみることにしました。
超新星が10等級と明るいのでヘタに長い露出をするとフィルターをかけてても6万カウントオーバーになってしまうので要注意です。
( unfilter では30秒でオーバーしてしまいました。)
以前から超新星を撮影していて気付いたことがありました。それは超新星って赤くないってことです。
自分のなかでは爆発した星というと赤いというイメージがあったのですが、色指数が青いのです。
変光星観測者の方から思うと、何をいまさらあたりまえってことかも知れませんが。
SN2011fe も8月29日の時点で V-I=+0.39、という値でした。(太陽がV-I=+0.705)
面白いことに次の撮影ではその値が更に小さくなり、ピークを迎えてからはマイナスの値を示したのです。
これは相当“青い”値です。
10月になって撮影出来てないのですが、今後この値がどう変化して行くかチャンスをみて撮影してみたいと思っています。